ごあいさつ 〜私の支えとなった言葉〜
「君ね。医者は死ぬまで勉強だよ。君にできるかね?」
子供の頃からお世話になった先生(当時80歳)に医学部合格の報告に伺った際、開口一番に言われた言葉です。
内科医の母からも「回り道しても諦めずに続けることが大切。」と言われました。
学生の頃はピンときませんでしたが、医師になってから何度となく思い出します。
「もの言えぬ子どもは、小さな動物と同じように慈しまねばならない。しかし子ども
はペットではない。」 これは、獣医でもあった父から言われた言葉です。
最後にもうひとつ、迷った時にいつも思い出す言葉があります。
「目の前の患者さんが、自分の子ども、自分の家族だったらどうするか。」
これは、母校の恩師の宮田隆夫先生(現在は名古屋市で御開業)の言葉です。
同じことを、県立医大の鈴木仁教授からも教わりました。
小児科医になって20数年。いつもこれらの言葉が頭の隅にありました。
先輩医師達からだけではなく、看護師さん・技師さん・病院スタッフの方々や、医
療以外の方々とのお付き合いから学ぶことも、たくさんありました。
そして、たくさんのお子さま達を診察させていただいて、今の私があります。
ライフワークの小児アレルギー(喘息・アトピーなど)の勉強も続けつつ、
「病気を診るのではなく、人を診る」ことをモットーに、子どもの心や子育て支援
にも重点を置き、子ども達がすくすくと育つことができるようなお手伝いを、地道に
続けたいと思っております。