妊娠前の海外旅行について 投稿者:おひさま大好き 投稿日:2008/09/17(Wed) 09:34 No.14279
市川先生、初めまして。 結婚式を挙げて2ヶ月経ち、近い将来産婦人科にお世話になる時に どこでお世話になろうか・・と探しているうちに いちかわクリニックさんにたどり着きました、おひさま大好きと申します。
この掲示板の様々な方の質問にも丁寧にご回答されている先生に感動して もし赤ちゃんを授かったら、先生のクリニックにお世話になりたいと思っております。
今日は先生にぜひお聞きしたいことがあります。 式が終わったのですぐにでも子どもに恵まれたいと思って 基礎体温とにらめっこしていたのですが 11月に夫が長期休暇を申請し新婚旅行を計画してくれました。 私の歳も気にしてくれていて、早めに妊娠を希望するなら 海外旅行はあきらめて家でゆっくりしていてもいいよとも言ってくれているのですが これからの夫の会社生活の中でこんなにまとまった休暇をとれる機会はもうないとも思うので 海外旅行にでかけようかと思い始めました。
色々調べているうちに 『妊娠初期の飛行機搭乗は気圧の変化もあってあまり勧められない』 とのことで、2ヶ月間は避妊しようと話し合って思い直しました。 ただ、気になる記事を目にしてしまったのですが 『飛行機で被曝する』というのは本当でしょうか。 それで被曝して妊娠しても大丈夫なのでしょうか。 ハネムーンベービーなんてもいいますし、気にしすぎ、心配しすぎなのでしょうか。
こんな質問で申し訳ないのですが どうにもその事がひっかかってしまい夫に旅行に行く!と返事ができないでいるので お忙しい中申し訳ありませんが先生のご意見を聞かせていただけたらありがたいです。 どうぞよろしくお願い致します。
Re: 妊娠前の海外旅行について - 市川 文隆 2008/09/18(Thu) 04:03 No.14280 おひさま大好きさんへ、
はじめまして。
ご結婚おめでとうございます。
また、基礎体温をつけられているとのことですが、産婦人科を受診された際、それがあると、非常に助かります。是非、お続けになって下さい。
確かに、妊娠中の海外旅行は、産婦人科医としては、あまり、お勧めしません。と言いますのは、気圧とかの問題ではなく、妊娠に限らず、海外旅行中に病気になった際、日本のように、いつ、どこでも、極めて低い医療費で、世界トップ水準の医療を受けられる国はありません。 ただ、日本も救急医療(産婦人科、小児科も含め)が、まだ、かろうじて維持できているのは、他国からみれば、「不思議」,「can't believe 」ですね。我々も懸命に頑張っていますが、もう、限界が近づいているのが実情です。ここまでくると、根本的な社会保障制度の見直しが必要で、これはお役人の仕事です。我々は、目の前にいる患者さん(妊婦さん)に対して、精一杯のことをやるだけです。
ところで『飛行機で被曝する』ということなどはありません。パイロット、客室乗務員の方々が、他の職業と比べて、癌の発生率が高いというデータもありませんし、あり得ません。 ジェット機の高度は約1万メートル(10キロ)、大気圏は約100キロです。スペースシャトルで、大気圏外に出た場合には、宇宙飛行士がきる服、あるいは機体にそれなりの対策が施されています。しかし、ジェット機の高度は1万メートルですし、それに地球の周りには、太陽からくる強烈な放射能を大気圏外でブロックしているバン・アレン帯というものあります。
ですから、地表(高度1万メートルで飛行するジェット機にも)、人体に影響を及ぼすほどの放射能は到達しておりません。
ご主人様が、今後、長期休暇がとれないというのであれば、ご旅行(安全な国に)に行かれたらどうでしょうか? ハネムーンベビーできるといいですね。
Re: 妊娠前の海外旅行について - おひさま大好き 2008/09/18(Thu) 09:32 No.14281 市川先生
お忙しい中早速ご回答いただき本当にありがとうございました。
他の土地から嫁いできて、どこの病院がいいのかも分からず不安もあったのですが 近くに先生のような信頼できる先生がいらっしゃることが分かってすごく安心しました。
先生のお言葉で飛行機での被曝に対する心配がとれたので 今日、パンフレットをいただきに代理店に行ってこようと思います。
近い将来、先生に診察していただけるよう健康管理に気をつけて過ごしていこうと思います。 その時はまたどうぞよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。 季節の変わり目、先生もお身体を大切にお過ごし下さい。
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